■環境に配慮した持続可能な飼育

●牧草を絶やさないために
一定期間ごとに放牧地を移動します。羊たちの排泄物が肥料となり、また草が生えるという自然の循環を大切にしています。

●カーボン・ニュートラル認証も取得
オーストラリアの食肉生産者で史上初となる「カーボン・ニュートラル」を達成。「カーボン・ニュートラル」は、企業活動において排出される二酸化炭素の量と吸収される二酸化炭素の量が同じであることを指します。この先も同じような農業を続けられる自然環境を維持するための最大限の努力がされています。

■完全放牧・100％グラスフェッド

羊が育つのは、オーストラリアの広大な牧草地。羊本来の生態に合わせ「完全放牧」で健康に育てられているため、羊たちは大自然の中を自由にかけ回り、のびのびと過ごしています。羊を育てる約15軒の生産者の農場は全てオーガニック認証を取得。健康に育っているか常に確かめながら丁寧に世話をし、遺伝子組み換えの配合飼料や穀物飼料、ホルモン剤・抗生物質は与えていません。化学合成された農薬や肥料とは無縁の自生する牧草だけを自由に食べて育った「グラスフェッド」のラムです。
約15軒の農場のうちの１つ、ベン・スカーマンさんのワリルバ農場は、オーストラリアで初めてオーガニックの認定を受けたラム農場です。ニューサウスウェールズ州の南側に位置する肥沃なリベリナ地区にて、自然の摂理に従う方法でオーガニックラムを育てています。