環境と人にやさしいハイネリーの石けん

ハイネリーは、「人と環境にやさしい石けん」をお届けするため、創業当初から70年以上、天然油脂を使ったシンプルな石けんづくりを続けています。独自の技術により、洗濯や食器洗いなど用途に合わせた洗浄力の高い石けんが作られています。

合成洗剤と石けんの違い

合成洗剤は、石油(または天然油脂)を原料に、複雑な化学合成を繰り返してできた自然界に存在しない合成界面活性剤が成分となります。一方、石けんは天然油脂とアルカリから作られ、廃水は微生物により素早く生分解されるので、自然環境に負荷をかけにくいのが特徴です。

日本初！固形石けん成分配合の液体石けん

石けんの主体となる脂肪酸は、固形と液体で異なります。固形は脂肪酸ナトリウム、液体は脂肪酸カリウムが主体。固形の優れた洗浄力（脂肪酸ナトリウム）を取り入れた液体石けんがあればまさに画期的。それを日本で初めて作ったのがハイネリーです。

〜液体石けんができるまで〜

オレイン脂肪酸とヤシ油を投入し、釜で焚く。

脂肪酸ナトリウム(固形石けん分)と脂肪酸カリウムを混合し、約10日かけ撹拌し熟成させる。

液体石けんの完成。

薪で釜焚き！？

石けんの原料を溶かす燃料は薪。現在は、薪を使って釜焚きしているところはほとんどありません。ハイネリーでは、カシ・ナラ・クヌギ等の間伐材(バイオマス)を使うことでCO2の排出を抑え、環境に配慮した「自然循環型の製品作り」に取り組んでいます。工場の職人さんたちは熱い大きな釜に向かって汗をかきながら伝統の釜焚き製法で石けんを作ります。