ホーム > 伝統製法で、じっくりと発酵・熟成 ビオ・マルシェのお酢
「酒で作る」と書いて「酢」。ビオ・マルシェでは、伝統的な製法のもと、酒造りから熟成・発酵を経た「天然醸造酢」を扱っています。お酢の仕込みで使う、主原料の米・果実(りんご・ぶどう)は有機栽培のものを厳選しています。
ビオ・マルシェで扱う米酢は、福岡県大川市にある庄分酢にて製造しています。
庄分酢は約300年という長い年月、名水の地と呼ばれるこの大川の地で歴史を刻んできました。初代から3代目までは酒造りをされていました。
3代継いできた酒造りの技術を元に、4代目の清右衛門さんが酢造りを始め、現社長である14代目の一精さん、そのご子息である清太朗さんが15代目として家業を継いでいます。
昔ながらの製法「静置発酵法」で時間をかけて醸造
庄分酢のお酢造りは、昔ながらの製法として知られる「静置発酵法」。始まりは、蒸した米と米麹でお酒を造るところから。酒造りは寒仕込みといって、寒い時期にしか造ることが出来ないため、11〜3月に1年分を仕込みます。こうしてできたお酒に酢酸菌を加えると、酢酸発酵が始まります。
酢酸菌は空気のあるところでしか活動ができないため、表面で酢酸発酵が進みます。その後、比重の重いお酢が下に下がり、お酒が上がってきます。この循環によって完全にお酒からお酢に変わります。
さらに、熟成は“蔵付き菌”が棲みつく蔵で何ヶ月もかけて行います。蔵付き菌はお酢の発酵に必要な、酢酸菌を活発化させる力を持っているといわれています。
有機純米酢
有機白米と有機米麹からお酒をつくり、そこから発酵・熟成に自然の力で仕上げる伝統製のお酢です。まろやかでコクのある味わい。また、米が多い酢はアミノ酸もとても豊富に含まれているのでうまみもあります。和食や寿司などによく合います。
有機玄米酢
有機玄米を使用しているので、胚芽のタンパク質が多く着色物質が多いため、褐色に。熟成期間は有機純米酢よりじっくりと時間をかけて約6ヶ月。味、香りも良く和食の料理はもちろん、飲む際にも適しています。深みのある味がお好みの方におすすめ。
有機玄米黒酢
他の酢に比べて、酸味もまるみのある味わいが特徴。有機玄米黒酢には、人間が体内で作ることのできない9種類の必須アミノ酸が全て含まれており、コクがあります。和洋中どれにでも合うので、色々なお料理に。蜂蜜と水で割れば、お手製黒酢ドリンクに♪
調味酢・飲用酢は、お酢に調味料や果汁などを加えたもの。ビオ・マルシェで扱う調味酢・飲用酢は、有機純米酢・有機玄米黒酢を用いています。
調味料や果汁には有機栽培原料をはじめ、ビオ・マルシェの取扱い基準に沿って厳選したものだけを使っています。
有機すし酢
国産有機米で作ったまろやかな純米酢に、昆布のうま味たっぷりのだしを合わせました。ご飯に混ぜるだけで、簡単にすし飯が作れるすぐれもの。酢の物、マリネにもお使いいただけます。
有機万能酢
国産有機米と有機りんごを原料として醗酵させたまろやかな有機米酢と有機りんご酢をベースに昆布だしやかつおだしを加えています。酢の物、すし酢など様々なお酢料理に使えます。
有機バーモントビネガー
優しい味わいの飲料酢(五倍希釈)。深みのある有機純米酢・有機黒酢の酸味に有機レモン果汁の爽やかさをプラスし、有機りんご果汁と国産はちみつの甘みで、飲みやすさにこだわりました。