◆牧草やハーブで育ったグラスフェッド牛

オーガニックビーフを生産するOBEビーフ社の牧場は、オーストラリアの内陸部、チャネル・カントリーという地域に広がります。各生産者の牧場面積を合わせると、北海道に匹敵する広大な面積となります。牛たちは農薬・成長ホルモン・殺虫剤・化学肥料・飼料添加物・人工飼料などとは無縁の環境で育てられています。オーガニックビーフは草のみを食べて育つグラスフェッド牛。持続可能な放牧のため、生産者達は毎年数回、自生するハーブや牧草類の植生調査を行います。調査に基づき、放牧地にストレスをかけないよう、生態系のバランスを維持しながら牛の放牧を行っています。

◆ヘルシーで栄養価が高い！

約250種類の牧草類や牧場に自生する多種類のハーブを自由に採食して、健康に育ったグラスフェッド牛は、臭みがなく、牛肉本来の深みと旨みが味わえます。放牧により適度な運動量で育つため、脂肪は少なく赤身が多い肉質になります。低脂肪なうえ、タンパク質、鉄、亜鉛が豊富で栄養価が高いので、牛肉料理がより栄養バランスのとれたものになります。

◆厳しい生産基準

NASAA（オーストラリア持続的農業協会）より、豪州における生産から加工処理に関わる全ての過程においてオーガニック認証を取得しています。NASAAはオーストラリア最大のオーガニック認定協会で、認定基準は厳しく、認可を受けるまでに3年を要することがあります。